業務改善・IT・DXコンサルで評価される経験・スキル
業務改善、IT、DXコンサルティングの転職では、IT資格や使用経験のあるシステムだけでなく、課題を整理し、改善を実行した経験が評価されます。
この領域では、業務、IT、コンサルティングの三つの要素が関係します。
すべての能力を同じレベルで持つ必要はありませんが、自分がどの領域を強みにしているかを明確にすることが重要です。
業務知識
会計、人事、販売、調達、物流、製造などの業務知識は、コンサルティングで大きな強みになります。
顧客の業務課題を理解するためには、実際の業務の流れや現場で起こりやすい問題を知っている必要があります。
例えば、会計業務であれば、決算、債権債務、固定資産、連結、管理会計などの知識が評価されます。
人事であれば、給与、勤怠、採用、人事制度などの知識がシステム導入や業務改善に活かせます。
業務改善の経験
業務改善では、課題を発見しただけでなく、改善策を実行し、成果につなげた経験が重要です。
評価される経験には、次のようなものがあります。
- 業務フローの可視化
- 作業手順の標準化
- 属人化の解消
- システム導入
- 自動化
- 承認フローの見直し
- マニュアル作成
- コスト削減
- 処理時間の短縮
- ミスの削減
改善前と改善後を数字で説明できると、成果が伝わりやすくなります。
IT・システムに関する経験
ITコンサルティングでは、システム開発や導入の経験が評価されます。
特に、要件定義、システム選定、ベンダー管理、テスト、移行、ユーザー教育など、システム導入の上流から下流までの経験が重要です。
プログラミング経験が必須とは限りませんが、システムの仕組みや制約を理解し、エンジニアと会話できる知識は必要です。
プロジェクト管理
業務改善やシステム導入は、複数の部署や会社が関わるプロジェクトになることがあります。
そのため、スケジュール、課題、品質、リスク、関係者を管理する能力が評価されます。
プロジェクトの規模だけでなく、自分がどの範囲を担当し、問題が発生した際にどのように対応したかを説明できるようにしましょう。
コミュニケーションと資料作成
コンサルタントは、顧客から情報を引き出し、課題を整理し、解決策を説明します。
専門的な内容を分かりやすく伝える力や、経営層と現場の間に立って調整する力が重要です。
PowerPointなどで提案資料や報告資料を作成した経験、会議を進行した経験も評価されます。
データ分析
業務改善やDXでは、感覚だけでなく、データをもとに課題を分析する力が求められます。
Excel、BIツール、SQLなどを使い、業務量、処理時間、エラー、コストなどを分析した経験は強みになります。
ただし、ツールを使えること自体ではなく、分析結果からどのような課題を発見し、改善につなげたかが重要です。
資格の考え方
IT関連資格、プロジェクト管理資格、クラウドやERP製品の認定資格などは、知識を示す材料になります。
ただし、中途採用では、資格だけで採用が決まるケースは多くありません。
資格と、実際のプロジェクト経験や業務改善実績を組み合わせることが重要です。
経験を伝えるポイント
職務経歴書では、システム名やツール名を並べるだけでなく、プロジェクトの背景、課題、自分の役割、施策、成果を整理しましょう。
「ERP導入に参加」ではなく、どの業務領域を担当し、どの工程に関わり、何を改善したかを具体的に記載します。
まとめ
業務改善・IT・DXコンサルで評価されるのは、業務知識、改善経験、IT理解、プロジェクト管理、説明力を組み合わせた経験です。
すべてを備えていなくても、まずは自分の強みとなる領域を整理し、不足する経験を次の職場で補うことができます。
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